World-Brasil-Fusion : ★★★★☆
初期作品に見るジスモンチとその後
エグベルト(エギベルト)・ジスモンチ1970年のセカンドアルバム。
正に奇才と呼ぶにふさわしいエグベルト・ジスモンチ。
音楽家族に生まれ、幼少より充実した音楽教育を受けてきた。
その充実振りは1967年にウィーンに音楽留学をしたほど。
そんなジスモンチはこのウィーン滞在時期に
クラシックからポップスの道を志すようになる。
求める音は故郷ブラジルの音楽に根ざしたものであり、
その探求のために様々な試行錯誤をした末、
アマゾンのインディオの集落で寝食を共にしたりもする。
本作はファーストアルバム「エグベルト・ジスモンチ」につぐ
セカンドアルバムであり、妻のドゥルシ・ヌネスをヴォーカルに、
大胆なオーケストレーションをアレンジした大作になっている。
ジスモンチ自身もピアノに加えギターにヴォーカルにアレンジに
そのルーツであるアラブ系のエキゾチックな香りを漂わせる。
1970年代以降ドイツのECMレーベルに移籍してから
エグベルト・ジスモンチの音作りは、よりシンプルな構成で
洗練されたインストロメンタルミュージックになっていく。
一部のファンにはこの音に馴染めない方も多いようだ。
ヴォーカルが聴けるのもこの時期のみであり、
このプレスは非常に貴重なものといえるだろう。
| 1.Janela de Ouro 2.Parque Laje 3.Ciclone 4.Indi 5.Sonho |
6.O Mercador de Serpentes 7.Lendas 8.Pendulo 9.Lirica No. 1 |
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